2014年2月28日金曜日

OLYMPUS「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」導入


 OLYMPUSのマイクロフォーサーズ準拠の大口径標準レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8」を予告通り導入しました。35mm換算で50mmの標準レンズは、写真においての基本中の基本、定番中の定番ともいわれる画角となりますが、マイクロフォーサーズ用としては、PanasonicからLEICA銘にて25mm F1.4が、COSINAからVoigtlander銘で25mm F0.95の2本のみで、OLYMPUSとしては、フォーサーズまで遡っても、ZD25mm F2.8パンケーキ以来の登場となるので、OLYMPUSファンとしては待望のレンズがやっと手元に登場した形になります。




 自分は、過去にE-420やE-620で、ZD25mm F2.8パンケーキも愛用していましたし、LEICA 25mm F1.4もE-P3導入時に使っていましたが、腕が未熟!?な為か、特に25mm F1.4は出番が少なくて、結果的にどちらのレンズも現在は手放していた訳です。
 この要因として自分なりに考えてみたのは、デジタル一眼レフの場合は、どちらかと言えば、写真を撮る事を目的にカメラを持ち出すケースが大半で、ファインダーを覗いてじっくりと写真を撮ることが多かったので、ZD25mm F2.8に関してはパンケーキレンズと言う事もあってか、E-420やらE-620やらで持ち出すケースが多くて、結構好んで使っていましたし、PENTAXのK-7やK-5を使っていた時も、DA 35mm Limitedを好んで使っていたのに対し、マイクロフォーサーズになってからは、何かのついでに持ち出すことが多く、その場合どうしても広角よりのレンズを多用することが多く、結果として出番が減っていたように感じています。

 とは言え、特にOM-Dが登場して以来は、じっくりファインダーを覗いて写真を撮ることも再び増えてきましたし、ここ数年で手持ちの単焦点レンズも揃って来て、色々と楽しめる状況にもなってきたので、今一度、原点回帰ではないですが、基本中の基本となる35亟校擦50个箸覆詆現爛譽鵐困箸靴辰り向き合ってみようと思っています。

 さて、このレンズ、見た目からもわかるとおり、コストパフォーマンスの高い、銘玉「M.ZD 45mm F1.8」の流れをくむレンズとなるので、期待は裏切らないというのは、購入前から想像はしていましたが、後ほど詳しいレビューはアップしようと思いますけど、開放からピンが来ているところは非常にシャープで、ボケに関しては変な癖がなく自然な感じのレンズです。はっきり言って、良い意味で期待以上でも以下でもなく、とても使いやすい素直なレンズだと感じました。このレンズを使っていれば“写力”も上がりそうなので、しばらくはこのレンズを中心に持ち出していこうかと思います。

 恐らく、LEICA DG 25mm F1.4と比較検討されている方も多いと思いますが、過去の記憶となってしまいますが、開放時の描写に関しては、25mm F1.4の方が線の細いシャープさがあったように感じます。ただし、yodobashi.comでの価格がM.ZD 25mm F1.8が35280円に対して、DG 25mm F1.4が58800円と、価格の開きを考えると、コスパでM.ZD 25mm F1.8の勝ちかもしれません、まぁどちらのレンズもレンズ内手振れ補正は非搭載なので、Panasonicボディで使うにも、その差は価格ほどはないと思うので、あとは好みの問題!?と言っては元も子もないですが、オススメ度は非常に高いレンズだと断言します。
 ちなみに、このレンズはM.ZD 12-40mm F2.8 PROに引き続き、レンズフードを同梱しているので、今後は恐らくフードは同梱していく方向なのかも知れません。自分の場合はフードは毎回、同時購入していたので、ありがたい限りではありますが、今後、購入の際はいつもの癖でフォードを同時にぽちっとしないように同梱か否か注意しないといけないと思います。