2014年3月11日火曜日

OLYMPUS「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」導入

 OLYMPUSがマイクロフォーサーズ準拠のミラーレス機「OM-D E-M10」の登場に合わせて発表した、4代目の標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」を増税前という魔法の言葉に乗せられて、購入しちゃいました。



 このレンズの導入で、結局、2月28日に発売開始となったOLYMPUSのレンズ、M.ZD 25mm F1.8、フィッシュアイボディキャップレンズBCL-0980、M.ZD 14-42mm EZと、全てを購入した形となります。どんだけOLYMPUSにお布施をすれば気が済むのやら…ですが、無駄なものを買ったわけでは無いと、自分に言い聞かせつつ、手元には、3本の標準ズームが揃った形となります。
 キットレンズとして、OLYMPUSが今まで4本の標準ズームを登場させていますが、初代のM.ZD ED 14-42mmや2代目のM.ZD14-42mm II、そしてマイナーチェンジバージョンの3代目M.ZD14-42mm IIRは、手動式の沈胴タイプのレンズでしたが、4代目のM.ZD ED 14-42mm EZからは、ついに電動式の沈胴タイプのズームレンズを登場させ、レンズ長も収納時はわずか22.5mmと従来の標準ズームの約半分の薄さを実現しています。まさにパンケーキズームの登場で、結構気になっていたのは事実です。
 自分の場合、E-M1に最適なM.ZD12-40mm、GM1用に最適な、手動式の沈胴タイプのG 12-32mmとそれぞれキットレンズがありますが、E-P5は元々M.ZD17mmキットで購入していたため、最適な標準ズームがなく、どちらかと言えばM.ZD9-18mmを標準ズーム的に多用していた状況で、今回の購入に至ったわけです。

 ここ最近購入していたレンズは、特にE-M1での使用を意識していたので、ボディ色に合わせてブラックで購入していましたが、M.ZD14-42mmEZに関しては、E-P5での使用をメインに考えた結果、E-P5にブラックのレンズだと、似合わなくはないのですが、黒さが強調されてしまい、やや重々しいイメージになってしまうので、マッチングシミュレーションやら量販店で試して見た結果、久々にシルバーをチョイスしました。



GM1のG 12-32mmを手にしてしまうと、大きさへの驚きはありませんが、E-P5のボボディにつけると、とてもいい感じのバランスになっています。沈胴時は、同社のパンケーキレンズM.ZD17mm F2.8を着けているのかと見間違うほど薄いですし、悩みに悩んだ色も、ボディと非常に合っていると自画自賛しています。軽く室内で試した印象ですが、写りに関しては、レンズが小さくなったからと言って、画質は全く犠牲になっていなく、感動はありませんけど、よく写るキットレンズだと思います。
 AFスピードに関しては、最新レンズだけあって非常に早いです。ズーム操作に関しては、電動ズーム特有のまったり感や、思った画角で止められないジレンマも発生すると思いますが、ズームスピード自体は変更が可能ですし、GM1だとタッチパネルやスマホからの遠隔操作でズーム操作が行えます。この点は、先行して電動ズームを導入しているPanasonicの方が上手でしょうか?
 今回同時に、自動開閉キャップLC-37Cを購入しましたが、これをつけると、ミラーレス機でも、コンデジ感覚で撮影に入ることが可能でとっても便利です。

 

 まだ外に持ち出していないので、今度改めて標準レンズの撮り比べはしてみたいと思い
ますが、実は14mmスタートの標準ズームって、過去、自分の中で1番使用頻度が低いので、果たして購入して見たものの、どの程度使うのかと、不安はあるものの、だからこそ、電動ズームという飛び道具(笑)によって、頻度を上げていければと思います。

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